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化粧品には肌の状態を改善する効果はない?

「化粧品は効かない。効いたらそれは医薬品」という話を聞いたことはありませんか?

医薬品というものは効果効能が認められています。別の表現の仕方をすると、今の悪い状態を改善することができるということです。 そして必ず効果と一緒に副作用があるのが特徴です。

それに比べると、化粧品はというと、「〇〇に効く」という表現を使えません。というのも効いてしまったら医薬品なので、 「人体に対する作用が緩和なもの」でないといけないからです。

「作用が緩和」という意味は「使っても大した効果は期待できない」と意味とイコールといってもいいぐらいです。 「保湿と日焼け止め以外は化粧品を使う意味がない」という皮膚科の先生がいるのもそういう理由からでしょうね。

医薬品と化粧品の違い。医薬部外品って何?

シミを消す効果があるといわれる有効成分にハイドロキノンとトレチノインがあります。この2つの成分は美容医療などで医薬品として処方されることもあれば、 化粧品の成分としても配合されているものでもあります。

そして、医薬品と化粧品ではまったく別物といっていいほど肌に対する作用が違います。

●ハイドロキノン・・・・メラニンを漂白する美白成分
化粧品で利用できるハイドロキノンの濃度は2%以内というのが厚生労働省の推奨濃度です。化粧品の限界は4%。 それ以上の濃度のハイドロキノンは医薬品になるので医師の処方箋が必要になります。 10%を超える濃度のハイドロキノンを使うこともあるとか。

●トレチノイン・・・・ターンオーバーの促進や真皮のコラーゲンの生成
化粧品には「レチノール」という名前で配合されています。皮膚科でもらえる外用薬ではトレチノインという名前になっており、 皮膚に対する作用は同じですが、50~100倍の効果があるといわれています。トレチノインは処方箋がないと手に入れられません。

効果がなければいけない医薬品と効果があってはいけない化粧品。肌の悩みをどうにかしたい場合、どっちを使えばいいか明らかですよね。 なので、シミやシワ、たるみをどうにかしたかったら化粧品ではなくて、医薬品を使って改善を図るというのは正しいアプローチです。

化粧品も一応ではありますが、肌に対する効果を謳うことができます。

・肌を整える
・皮膚をすこやかに保つ
・皮膚の乾燥を防ぐ
・皮膚の水分、油分を補い保つetc...

こうした感じのシミやシワに効くとはいえないものの、56個のマイルドな肌への作用を謳うことができます。 ※ただし、効果評価試験等の根拠が必要になります。

ポイントはあくまで「皮膚に対する作用が緩和なもの」です。加齢によるシワ等、乾燥によるもの以外への効能や、 シワの予防、治療効果などについては謳うことはできません。

医薬部外品は特定の効果・効能が謳える

化粧品には医薬部外品というものがあります。これは特定の効果・効能について厚生労働省から承認されているものになります。 抑えておきたいポイントは、医薬部外品だからといって効果があるわけではないということです。

化粧品より医薬品に近いからその分、効果が高いと思っている人もいるんですが、それは間違いです。 あくまで特定の効果効能について謳うことができる、パッケージに記載できるというだけです。 そして特定の効果効能についてもあくまで「人体に対する作用が緩和なものでないといけません。

販売者側としては、医薬部外品にしたほうがよりその化粧品の商品説明に使える文言が増えるというぐらいなもので、 私たち消費者(ユーザー)からすれば、医薬部外品だろうと化粧品だろうと対して効果効能に違いはないということは、 知っておいたほうがいいことだと思います。

ちなみにビタミンC誘導体は医薬部外品指定の有効成分ではありますが、医薬部外品としては配合上限が3%と決められています。 ガチガチ安全圏内の配合率でしか許可されないんですね。その点、化粧品扱いであれば、濃度が10%や20%のものもあります。

ビタミンCは高濃度のほうが当然効果が高くなりますから、ビタミンC誘導体が10%の化粧品と3%の医薬部外品では、 どちらが効果が期待できるか?といえば化粧品のほうなんです。なので、医薬部外品だから効果が高いと考えるのは間違いだってことです。

文言の印象が商品の質を正しく反映しているわけではない。

「文言の印象が商品の質を正しく反映しているわけではない。」というのは、医薬部外品と化粧品のビタミンC誘導体配合の化粧品の例からも明らかです。

医薬部外品よりも配合成分的に優れた化粧品は普通に存在します。

また、効いてはいけないのが化粧品ですが、効きすぎて問題を起こしてしまった美白化粧品の事件が2013年にありましたよね。 そう「カネボウの白斑問題」です。

美白成分のロドデノールが美白作用の過程で生成されるロドデノール代謝物が細胞障害を引き起こすことが原因だといわれていますが、 いずれにせよ「人体に対する作用が緩和なもの」でなければいけない化粧品が細胞障害を起こすほど効いてしまったわけです。

医薬部外品指定を受けるための安全試験を通過した成分がこれですからね。怖いです。美白成分は新成分よりも安全性が確認された 昔ながらのものを使ったほうがいいという美容研究家の人がいましたが、なるほどその通りだなーと思います。

化粧品は効果効能を謳えないこともあって基本的にはイメージや印象で訴えかけてきます。 「これを使えば肌がきれいになれる!」「シワやシミがなくなるかも?」そんな期待を抱かせて、夢を売ります。

それでじゃ、スキンケアをして肌がきれいになったか?といえば、このサイトを見ているということはなってないということですね。 肌をきれいにしてくれるはずの基礎化粧品でなぜ、逆に汚肌になってしまうのか?は「肌トラブルと肌老化の本当の原因」で解説してのでチェックしてみてください。

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