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余分な皮脂が肌に悪さをするという話

皮脂は汗と混じって皮脂膜を形成したり、常在菌のエサになって肌環境を保つ重要なものですが、思春期以降はニキビや毛穴トラブル、テカリの原因として嫌われることが多いです。

それもあって洗顔こそがスキンケアで一番大事なステップだと豪語する人もいるわけですが、洗顔の弊害はすでに「ぬるま湯洗顔で汚れは落ちる」でお伝えしたとおりです。

ここで取り上げたいのは、取り除けなかった皮脂は本当に肌に悪さをしないのか?ということ。 オイリーで肌がベタつくという人や鼻の毛穴に角栓が詰まっている人にとっては非常に気になるところだと思います。

自分の皮脂でカブレることはない。←これって本当?

洗顔は肌に大きな負担をかけます。そのため肌を洗いすぎることに比べれば、洗わないほうがずっとマシというのは皮膚科の世界では常識です。

宇津木式や牛田式でも洗顔はいかに肌に負担なくやさしく洗うかを意識することが大事で、肌に汚れや皮脂が残っていても肌の新陳代謝の過程で古い角質と一緒に落ちるから 気にしないでいいというスタンスですよね。

自らの皮脂で肌がかぶれることは、実際にはありません。肌は皮脂をエサとする常在菌に守られています。皮脂がたくさんでても、 それがトラブルにつながることはないのです。

【引用:何もつけない美肌術 p49】

しかし、脂漏性疾患に悩まされている方やオイリー肌、赤ら顔に困っている方にとっては、「はい、そうですか」と簡単には受け入れられない話だと思います。

脂漏性疾患は頭皮や鼻の周りなど皮脂が多い部分に発症するもので、赤くなったり、皮がめくれたり、かゆくなったりします。 脂漏性皮膚炎といったほうがいいのかな?フケがひどいときも頭皮の脂漏性皮膚炎というケースがあります。

この脂漏性皮膚炎は自分の皮脂にかぶれる皮膚疾患だといわれています。過剰に分泌された皮脂を常在菌が分解する過程で、 遊離脂肪酸という刺激物質も過剰に産生されてしまって、それが皮膚に刺激となって引き起こされる炎症です。

※皮脂腺に住みつくマラセチア菌が犯人だとする説もあります。

脂漏性皮膚炎の原因は、生活習慣の影響で皮脂が増えているということもありますが、脂漏性皮膚炎は遺伝的な体質もかなり影響しているそうです。 皮脂が多い体質が遺伝するのか皮脂にカブレやすい肌質が遺伝するのかはわかりませんが、自分が分泌している皮脂にカブレるということはありえるということです。

脂漏性皮膚炎の患者数は300万人←結構いますね^^皮脂の多い男性の割合が多いみたいですが、女性は無関係というものでもありません。

なお、皮脂が酸化して過酸化脂質となり、肌に酸化ダメージを与えて老化を促進するという話もありますが、 朝晩、ぬるま洗顔していれば、皮脂が過酸化脂質になる前に洗い落とせるのでこれは気にする必要はないです。

もちろんまったく洗顔しないというのであれば気をつけないといけませんが...。

前日に食べたものは肌に影響しない!←これって本当?

「チョコレートを食べすぎて、ニキビができた」というように(朝起きて、赤みやニキビがあるときは、)食事の影響を疑う人もいますが、 これは迷信です。前日の食べ物のせいで肌が荒れることはありません。

【引用:何もつけない美肌術 p60】

ニキビにかんしていえば、約3週間の潜伏期間があって後、肌表面に目に見える形であらわれるものなので、 前日に食べたものの影響でニキビや吹き出物ができるということはないのは間違いないです。

しかし、飲み会なんかで脂っこいものやお酒をたらふく飲んだ翌日の肌というのはやっぱり調子が悪いことが多いです。 夜遅くまで飲み食いしたことによる睡眠不足の影響が一番大きそうですが、本当に食べ物の影響はないのでしょうか?

まず、消化吸収に時間がかかるものを夜に食べると、寝ている間にもその消化吸収に体内の酵素およびエネルギーが消費されるので、 肌の代謝にまわる栄養素が行き渡らなくなり、夜寝ている間の肌の再生と修復がはかどらないということはありえると思います。

肌ダメージを翌日に持ち越すことになるので、当然、肌の水分量や皮脂量、感触といったものに影響が出ると思います。 それからよくいわれるコラーゲン鍋を食べた翌日に肌がプルプルになるという話もテレビで検証されています。

20代と40代の8人の女性が2つのグループに分かれてコラーゲン鍋と普通の寄せ鍋を食べて、翌日の肌の状態を測定し、前日と比較。 コラーゲン鍋を食べたグループは大幅な肌の水分量と油分量の増加が確認された。この結果について専門家は「コラーゲン中のアミノ酸が血中に取り込まれ、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌量が増えたことで 皮脂が乾燥を防ぐバリアとなり、肌の水分量も上がったと考えられる」との見解を示した。

【出典:日本テレビ系列 所さんの目がテン!「コラーゲンで美肌実験」2011年11月19日放送】

テレビの情報バラエティの実験なので、どこまで信頼するかはお任せしますが、少なくとも前日食べた食事の影響で皮脂は増えるということはありうると考えてもいいような気がします。

ちなみに皮脂が増えるのは脂肪分を摂取したときよりも糖分を摂ったときです。皮脂の材料が中性脂肪(=エネルギーとして利用されなかった糖質)だからというのがその理由です。

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