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自律神経とホルモンバランスの肌への影響

肌の調子がよくないという場合、外部刺激の影響をまず疑いますが、心当たりがなければ、内側に問題があると考えるのが普通です。

そして、肌の内側で起こる問題といえば、自律神経やホルモンバランスの乱れです。 女性の場合は特にホルモンバランスの変動が毎月ありますし、自律神経もストレスや日頃の不摂生でいとも簡単に乱れてしまうものです。

自律神経とホルモンバランスは一方が狂うともう片方も狂う関係になっていて、狂ったら最後、肌へは多大な影響を及ぼします。 そのため、美肌を保つには自律神経とホルモンバランスをいかに安定させるか?ということも非常に大切な要素になります。

男性に比べて女性の自律神経失調症は多い

肌の状態というのは、刻一刻と変化しています。前日の睡眠の摂り方だとか食べ物なんかでも変わってきますし、 女性であれば生理周期というリズムがあります。それから季節の変化による紫外線量の増減や気温や湿度の変化も受けます。

身体の外からのストレス、内側からのストレスの影響を受けることで肌環境は常に変化しているわけですが、 ここでちょっと解説しておきたいのが自律神経とホルモン分泌についてです。

まず基礎知識として覚えておきたいのは、自律神経が乱れるとホルモンの分泌にも影響がでること、そしてその反対もあるということです。 これは自律神経を司る脳の視床下部は、内分泌(ホルモン)系の中枢でもあるからというのがその理由になります。

女性の体で説明するとすごくわかりやすいんですが、40代後半ぐらいから閉経に向けて女性ホルモンのエストロゲンが減少しはじめるので、 更年期障害といったものがでてきます。汗が大量にでるとか気分の浮き沈みが激しくなるなどいわれていますが、 これはホルモンバランスが崩れることで自律神経が乱れた自律神経失調症なんですね。

更年期以外でも、妊娠・出産、それから毎月の生理周期でホルモンバランスの乱れとともに自律神経も乱れます。 そして肌の調子が崩れることは女性であれば誰もが経験していることだと思います。(※自律神経が乱れるとどう肌に影響するかは後述します。)

20~30代に多いのは逆パターンで、仕事やダイエットなどのストレスで自律神経が乱れてしまい、それがホルモンバランスの乱れにつながって、 肌が荒れてしまうというものです。これも女性であれば多くの人が経験していると思います。

メイクもスキンケアもやめて、肌に刺激を与えないように気を付けても、ストレスや睡眠不足、ダイエット、紫外線、加齢といったことが原因で 自律神経やホルモンバランスが乱れてしまえば、肌の状態は悪化してしまうということなんです。

自律神経が乱れて起こる肌トラブルは?

そもそも自律神経って何?ってことですが、心臓、呼吸、腸の蠕動運動などの「意識しない動き」を担っているものです。 アクティブなときは交感神経が優位になり、リラックスしているときな副交感神経が優位になっています。

●交感神経・・・・活動しているとき、緊張しているとき (おもに昼に活動)
→血管が収縮して血のめぐりが悪くなる。 皮脂を出しまくる。

●副交感神経・・・休息しているとき、体を回復させるとき(夜)
→血管が拡張して血流がよくなる。酸素と栄養がすみずみまで行き届き、新陳代謝が起こる。

だいたい現代人は、仕事や人間関係のストレス、睡眠不足、パソコンやスマホの影響で交感神経が優位になっている状態です。 交感神経が優位でいる時間が長いとか、交感神経が動きっぱなしという状態になっていると、肌の再生修復に支障がでてきます。

また、人間の免疫システムを司る白血球には顆粒球と呼ばれる細胞と、リンパ球と呼ばれる細胞とがありますが、 交感神経が優位だと顆粒球(敵は細菌、武器は活性酸素)が、副交感神経が優位だとリンパ球(敵はウイルス、武器は抗体)に過敏に反応するようになります。

こうした免疫システムも自律神経の配下にあると考えて、肌トラブルへの関与を考えてみると、 例えばニキビであれば、皮脂を食べて過剰に増殖したアクネ菌に対して顆粒球(好中球)が過剰に反応して活性酸素を発生させて炎症を引き起こしていると考えられます。

また、最近患者の急増しているというアレルギーですが、これはリンパ球が抗原に対して過敏に反応しているのが原因だというのはご存じのとおり。 副交感神経が優位になりすぎているわけですが、これは甘いものを食べ過ぎていることが影響しています。

どういうことかというと、ストレスを受けてとそれを解消するために食べるという行為に走る人がいると思いますが、 これは食べることで消化器官を動かすことで副交感神経が動きだすからです。ようするに「ストレス→食べる」というのは自律神経を整えようという身体の欲求なんですね。

で、特に甘いものが欲しくなるのは、ストレスがかかっている脳が栄養源であるブドウ糖を欲するからです。いや~人間の体って面白いですね。

ニキビも炎症ですし、アレルギーも肌の場合はアトピー性皮膚炎というようにやっぱり炎症です。炎症は肌を傷めて、老化を促進する原因にあるというのはお伝えしたとおりです。

スキンケアによる肌への刺激や摩擦よる炎症を防ぐことはもちろんですが、自律神経の乱れを起因とする炎症にも気をつけないといけません。 その対策方法は次で説明します。

ようするにストレスコントロールが一番大事!

肌の状態を安定して保つには、宇津木式や牛田式の肌に余計なことをしないスキンケアを実践することも大切ですが、 自律神経やホルモンバランスを安定化させるということも必要不可欠です。

そのためにはやはり「ストレス」というものと、どう付き合っていくか?が凄く大事になります。 「ストレスをどうにかしないと肌はきれいにならないだろうな...。」という感覚は誰も持っていると思います。

まぁ正直なところ、ストレス対策には「これ!」といった正解があるわけではありません。 お風呂に入る、好きな趣味に没頭する、寝る、運動するといったこともストレス解消になりますし、よく笑う、よく泣くといったことも効果があります。

面白い研究では、東京女子医科大学の出村博名誉教授がタマネギで泣いたときと映画で感動して泣いたときのストレスへの影響を比較しているんですが タマネギの刺激で泣いた場合はストレスホルモンが下がらなかったのに対し、泣ける映画で泣いたときは血液中のコルチゾールや副腎皮質刺激ホルモンなどの数値が減少したんですね。

涙腺がすぐに崩壊する人はストレスに強いといえるかもしれません。

今の時代、別に2時間映画を見なくても涙もろい人は、Youtubeあたりにある泣ける話の動画とか、感動する逸話なんかを3~5分観て泣くだけでもいいんじゃないかと思います。 お笑い芸人のコント集なんかもあるので、Youtubeを活用して泣き笑いするというのは今思いついた方法なんですが、悪くないと思います。

仕事を辞めれたり、人間関係を切れたり、できれば一番いいんですけどね^^。

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